CEFR and 'Can Do'
The Common European Framework of Reference
ヨーロッパ言語共通参照枠
ケンブリッジESOLはヨーロッパ言語共通参照枠(aligned to the Common European Framework of Reference for Languages)(欧州評議会(Council of Europe)刊行)に合わせて作られています。この国際的に認知された参照枠(CEFR)は、ある言語の初学者用のA1からその言語をマスターした学習者用のC2までの一連のレベルの言語能力を記述しています。 次表ではケンブリッジ検定のレベルをCEFRの6つのレベルに対応させて表示してあります。
この表は、学習者,教員,教員養成者を含め、言語教育や言語テスティングに関わる人々が、それぞれの検定のレベルを把握するのに役立つと思います。同時に,雇用者や教育機関が資格を比較する場合、あるいは自国で知られている試験との連関を見る場合にも参考となります。(Common European Framework of Reference for Languages: Learning, Teaching, Assessment)
ケンブリッジESOLとCEFRとのリンクに関する追加情報(More information about the links between Cambridge ESOL and the CEFR)
学習時間のガイドライン
ケンブリッジESOLには特定の試験レベルに到達するために必要な学習時間数に関する質問がよく寄せられます。これに対して明確な回答をすることはできません。それは,必要な学習時間数は,受験者の言語学習のバックグラウンドや勉強の集中度,個人の傾倒度と年齢,レッスン時間外の当該言語の学習量や接触量といったいくつかの要素により変わりうるものだからです。次にときどき引き合いに出される数値を示しますが、あくまでもおおよそのガイドラインですので、それを踏まえた上でご参照ください。
| ヨーロッパ言語共通参照枠 | 学習時間のガイドライン |
|---|---|
A2 |
およそ180-200 |
B1 |
およそ350-400 |
B2 |
およそ500-600 |
C1 |
およそ700-800 |
C2 |
およそ1,000-1,200 |
ヨーロッパ言語テスト協会(ALTE)
ケンブリッジESOLは,ヨーロッパにある主要な言語テスト組織のグループである ALTE(ヨーロッパ言語テスト協会)の設立メンバーの一員です。試験結果をより容易に理解できるようにするために,ALTEのメンバーはCEFRのレベルのそれぞれに対する一連の能力記述文('Can Do' statements for each of the CEFR levels)を開発してきました。この能力記述は、それぞれのレベルの言語使用者が異なる状況(一般的状況、社会的状況,旅行,仕事,学習)で目標言語を使って典型的に何ができるかを記述しています。
例えば,次に挙げるのは一般言語に対するALTEの能力記述です。
| ALTE能力記述文:全般的一般能力 | |||
|---|---|---|---|
|
CEFRのレベル |
リスニング/スピーキング |
リーディング |
ライティング |
C2 |
日常的な引用を理解し,対立する立場にある相手からの質問に自信を持って対処しながら,複雑であったりセンシティブであったりする事柄について助言をしたり,話したりできる。 |
複雑な文章の繊細な部分を含めて,書類や通信文書,報告書を理解できる。 |
適切な表現を用いて,かつ正確に,どのような題材に関しても手紙を書くことができ,会議やセミナーの記録を取ることができる。 |
C1 |
自分の仕事の領域内の会議やセミナーに効果的に貢献したり,抽象的な表現に対処しながら十分な流長さで砕けた会話を続けることができる。 |
大学の授業に対応したり,情報を得る目的でメディアを読んだり,非標準的な通信文書を理解したりできる程度に十分速く読める。 |
職業上の通信文書の準備/草案作成をしたり,会議である程度正確な記録を取ったり,意思伝達能力を示すエッセイを書いたりできる。 |
B2 |
よく知っている話題に関する話について行ったり,そのような話をしたり,かなり広範囲の話題に関する会話を続けることができる。 |
文章をスキャンして関連情報を探し,詳細な指示や助言を理解することができる。 |
他の人が話しているときにメモを取ったり,非標準的な要求を含む書状を書くことができる。 |
B1 |
限られた仕方で抽象的/文化的な事柄についての意見を述べたり,知っている領域内で助言をしたりでき,また,指示や公的な知らせを理解することができる。 |
日常的情報や記事,およびよく知っている領域内での非日常的情報の一般的意味を理解することができる。 |
馴染みのある、予測可能な事柄について手紙を書いたり,記録を取ることができる。 |
A2 |
馴染みのある文脈で簡単な意見や要求を述べることができる。 |
製品や記号などの知っている領域内での単刀直入な情報,および,簡単な教科書や馴染みのある事柄に関する報告を理解することができる。 |
記入用紙を埋めたり,個人的な情報に関して簡単な手紙やはがきを書くことができる。 |
A1 |
基本的な指示を理解したり,予測可能な話題に関する基本的な実際の会話に参加したりすることができる。 |
基本的な注意書きや,指示,情報を理解することができる。 |
基本的な記入用紙を埋めることができ,時間,日付,場所を含む記録を取ることができる。 |
ALTEの能力記述文に関する詳しい情報はこちらから。Find out more about the ALTE 'Can Do' statements
