Cambridge ESOL Japan

Preliminary English Test (PET)

PETは,日常の書かれた英語、話される英語を中級レベルで使える人を対象とした認定試験です。実際の試験では、リーディング、ライティング、リスニング、スピーキングの4つの技能すべてが対象とされます。この試験を受けるための準備として、職場や学校、レジャーなどのさまざまな状況で用いられる英語を練習することになります。その過程で英語の力を伸ばすことができるので、PETは英語の学習方法としても役立ちます。

PETは標識やアナウンスなどの日常に触れる実生活の中の英語を取り入れています。事務職や秘書の仕事、経営管理者などの業務を英語で行う英語力の証明として、多くの企業や会社がPETを認めています。その他、旅行業、卸売業、建築業、製造業、エンジニアリングなどで英語を話す能力が必要な職場でも同様です。

PETには一般利用者を対象とするPETとPET for Schools(学校用PET)の二種類があります。試験の形式、試験問題の難易度は同じです。唯一の違いは、PET for Schoolsには学校で学ぶ児童生徒の興味や経験に配慮した話題が盛り込まれている点です。

Top Tips for PETという本はPETを受験する直前の準備に役立ちます。より詳しい情報はこちら(Find out more)から。

PETの対象者は?

英語を使って次のことができますか?

  • 日常の事柄をこなすことができる。
  • 簡単なテキストや雑誌記事を読むことができる。
  • 身近な事柄について手紙を書くことができる。
  • 会議でメモをとることができる。

ここに挙げた英語の技能を今現在もっている人、あるいはこれらの技能を目指しているという人には、PETはふさわしい試験です。

PETを受ける利点は?

ケンブリッジESOLは世界的に権威のあるケンブリッジ大学の一部門です。権威のある機関が発行する認定書を手に入れること自体が大きな成果であることは間違いあいません。PETにチャレンジすることには、それ以外に次のような利点があります。

  • PETの認定書は一生の間、有効です。一度合格すれば再受験の必要はありません。
  • PETは国際的な認定書として、仕事や学業の目的で広く世界で認められています(recognised around the world)。
  • 多くの企業、大学、政府機関が中級レベルの英語能力資格としてPETを公式に認めています。
  • PETはベーシックレベルの試験ですが、現時点での英語力の弱点や得意な部分を把握するのに役立ちます。それによって、First Certificate in English (FCE)などのより上級の資格を取得する道筋が見えてきます。
  • PETに示された'Can Do' skills(能力記述)を参考にすれば、実際の場面でも自信をもって英語を使うことができます。

階段を登るように上のレベルにつながっていくので、英語力を上げる自信が持てました。目標がはっきりと見えるし、目指しているレベルに達するには何をすればよいかもわかるので、やる気が出てきます。ケンブリッジESOLの試験勉強をすることで英語の素晴らしさが分かりました。”
Nguyen Thi Ky Binh — PET 受験経験者

PETで身につくスキルは?

PET は国際的な権威をもつヨーロッパ言語共通参照枠(Common European Framework of Reference for Languages (CEFR))のレベルB1に相当します。CEFRにはA1からC2までの6レベルがあり、それぞれのレベルごとに’Can Do’ statements(能力記述文)によって、言語を使って実際にどのようなことができるのかが示されています。

B1レベルの学習者は、一般に次のようなことができるとされています。

  • 簡単な指示や公共のアナウンスの要点が把握できる。
  • 英語が話されている地域を旅行する際に起こりうる状況に対処できる。
  • 簡単な質問をすることができ、事実関係を明らかにする必要のある職場での会話に参加できる。
  • 身近な内容に関して手紙を書いたり、メモをとることができる。

PET の受験の準備を通して、これらの実際的な言語運用が可能になります。

PETはどんな試験?

PET には次の3種類のテスト問題があります。

リーディングとライティング:1時間30分

標識、日誌、新聞、雑誌などを読み、要点をつかむ課題が課されます。短いメッセージを口頭で伝える、100語程度のストーリや手紙文を書くなどのタスクの中で、語彙や文型を運用する能力を示すことが求められます。さらに、文を書き換える問題も出ます。

リスニング:およそ30分

アナウンスや日常生活を話題にしたディスカッションなどの音声を聞き、内容を理解する課題が出題されます。また、話し手の態度や意図を理解する能力も求められます。

スピーキング:10分から12分

スピーキングテストは受験者二人一組で行います。会話に参加して、互いに英語で質問のやりとりをすること、自分自身の好き嫌いや得手不得手について話す、といった英語の力が試されます。

サポートについて

ケンブリッジESOLは資格認定を目指す、すべての受験者をさまざまな形でサポートしています。
受験者が独自にPETの準備学習をすることもできますが、多くの受験希望者は語学学校や大学などの機関が開講する準備講座を利用しているようです。

受験に関心のある方は参考情報を記載したサイトResources area of our websiteをご覧ください。説明用パンフレット、受験者へのお知らせ、試験問題のサンプル(リスニングテストの音声ファイルも含まれています)などが入手できます。

また、市販の教材やガイドブックについては、こちらbooks and other aidsをご参照ください。詳しくはお近くの書店でお尋ねくだるようお願いします。

教師用専用ウェブページを通してのサポートも提供しています。PETの指導に当たっている教師の方々は、そちらのサイトから試験問題のサンプルやハンドブック、その他の補助教材をダウンロードすることができます。

受験のための参考資料

Speaking Test Preparation Pack for PET(PETスピーキングテスト ・プレパレーションパッケージ)
指導上の注意事項、コピーして使えるワークシート、受験者の映像や実際にスピーキングテストを受けている場面を映したDVDをまとめた、教師用、授業用のパッケージ。

世界に通用する認定試験

  • PETは公的機関、一般企業、サービス業全般が中級レベルの英語能力資格として認める、国際的に認知された認定書です。
  • 多くの教育機関が留学生の英語力証明として認めています。
  • コカ・コーラ、ネスル、ジレット、KPMGなどの企業が海外支局での英語力判定の基準にPETを採用しています。

PETを採用している団体名や大学名に関する詳細は、こちら(Find more details on the organisations and universities that recognise PET.)をご覧ください。

“試験当日は、それまでに同じような経験をしたことがなかったのでとても緊張しました。でも課題を見て落ち着きました。課題のやり方もきちんと説明されて分かりやすかったし、テストを受けて本当に良かったと思っています。”
Bernd Koch — PET 受験経験者

将来へつながる英語力

  • PETを受験すれば、First Certificate in English (FCE)Certificate in Advanced English (CAE)などのより上級の資格への道筋が見えてきます。
  • PETの'Can Do' skills(能力記述)を参考にすれば、実際のコミュニケーション場面で自信をもって実際に英語を使うことができます。PETの試験では実生活の中での意思疎通場面を想定して英語を使う能力が試されます。そのため、本当に必要な英語を集中的に学ぶことができるのです。
  • PETではリーディング、ライティング、リスニング、スピーキングの4技能すべてが評価の対象とされます。試験に取り組むことによって、日常のあらゆる状況で英語を使うことに自信が持てるようになります。

試験の結果

評価には4技能のそれぞれが等しい割合(25%ずつ)で組み込まれます。合格者は、”Pass with Merit”(優秀合格)か”Pass”(合格)のいずれかで判定され,PETの基準点に達していない場合,不合格として”Narrow Fail”(すれすれの不合格)あるいは”Fail”(不合格)のいずれかで判定されます。

答案は一度ケンブリッジESOLに送られ,採点後に結果がテストセンターに送られることになります。結果はインターネット上でも見ることができます。結果についての質問は,受験したテストセンターに問い合わせてください。

一度取得したPETの認定は,一生有効です。

試験の結果にアクセスするサイトはこちら(Results Online website)です。

試験日程

次のステップ

申し込み方法

現在,PETの準備コースで英語を勉強している人は,申し込み方法を担当の先生に尋ねてみましょう。

準備コースを受講していない場合、最寄りのケンブリッジ ESOLテストセンター(Cambridge ESOL exam centre)に問い合わせれば、申し込み方法、受験料、試験日程その他の詳細が分かります。世界130カ国に計2,000以上のテストセンターがあります。テストセンターによっては、一般に公表している日程より早めの申し込み期限を設定している場合がありますので、ご注意ください。

ケンブリッジESOLでは直接の申し込みを取り扱っていませんので、ご了承ください。

すでに申し込みをすまされた方は、こちらの受験準備のサポートページVisit the Candidate Support siteをご覧ください。
失読症などの特別の学習困難がある方は、受験の際に特別措置が受けられる場合があります。こちら(Special Arrangements)をご覧ください。